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GLP-1注射 ウゴービ (自費診療)

肥満治療に新しい選択肢:週1回注射のGLP-1受容体作動薬「ウゴービ」

「ウゴービ」は、肥満治療を目的として厚生労働省に承認された初のGLP-1受容体作動薬です。生活習慣改善だけでは十分な効果が得られない場合に選択肢となります。
お値段(税込み)
0.25㎎:2000円 0.5㎎:3500円

ウゴービの効果:体重減少率の実績データ

68週で14.9% 体重が減少

臨床試験結果では、ウゴービ2.4mgを週1回投与した群で、投与開始から68週後の平均体重減少率は-14.9%を記録しました(プラセボ群は-2.4%)。肥満治療において、明確な効果が示されています。

ウゴービの治療効果②:68週後の体重減少達成率

86.4%が5%以上の体重減少

ウゴービ2.4mgを週1回投与した患者のうち、68週後に5%以上の体重減少を達成した割合は86.4%に達しました。また、10%以上、15%以上、20%以上の体重減少を達成した患者の割合もプラセボ群と比較して有意に高い結果を示しています。肥満治療において、効果が期待できる治療法の一つです。

ウゴービの多面的な効果:血圧・血糖・脂質への影響

糖尿病、高血圧、高脂血症も改善

ウゴービ2.4mgの投与により、体重減少だけでなく、血圧や血糖値(HbA1c)、脂質プロファイル(LDLや中性脂肪など)にも改善が見られました。これにより、肥満だけでなくメタボリック症候群の改善にも役立つ可能性があります。

ウゴービの安全性データ

多くは軽度から中等度で、治療継続が可能

臨床試験における有害事象の発現割合は、ウゴービ2.4mg群で85.9%、1.7mg群で82.0%、プラセボ群で79.2%でした。有害事象の多くは軽度から中等度で、治療継続が可能でした。

ウゴービの安全性データ:重篤な有害事象の発現状況

急性膵炎は0.01%

臨床試験において、ウゴービ2.4mg群で報告された重篤な有害事象は10例(12件)、1.7mg群では7例(10件)、プラセボ群では7例(7件)でした。また、治療中止に至った有害事象は、ウゴービ2.4mg群で5例、1.7mg群で3例、プラセボ群で1例でした。

ウゴービの使用方法:開始用量と増量法

4週間ごとに増量

ウゴービは、0.25mgから開始し、段階的に増量していきます。最終的には2.4mgで維持します。週1回、決まった曜日に投与し、食事の時間に関係なく使用可能です。4週間ごとに増量することで、副作用を軽減しながら効果を最大化します。

ウゴービの使いやすい注入器

2ステップで簡単投与

ウゴービは、1本に1回分の薬液が充填された使い切りタイプで、簡単な2ステップ操作で使用できます。注射器のカラーは用量ごとに異なり、使いやすさが追求されています。針が見えない設計で、初めての方でも安心して使用可能です。

精密体重計(InBody)で身体測定してからスタート

治療効果が一目瞭然

当院には医療用の高性能InBodyを設置しています。腹囲測定とInBody測定後に治療開始です。治療経過が一目瞭然です。専用アプリにも対応していますのでいつでもスマートフォンで結果を確認できます。測定料金は600円です。

GLP-1が不足しているとリバウンドしやすい

GLP-1はリバウンドを防ぐ

体重が減少すると、体は自然に「元の体重に戻ろう」とする仕組みが働きます。この生物学的な反応には以下の要因が関わっています:

  1. ①ホルモンの変化

    • 空腹を感じるホルモンが増加します。
    • 満腹感を与えるホルモンが減少します。
      その結果、食事量が増えやすくなります。
  2. ②エネルギー消費の低下

    • 体重減少により「安静時代謝エネルギー」が減少します。
      これにより消費されるエネルギーが少なくなり、体重維持が難しくなります。

このように、体重減少後に起こる「ホルモンの変化」と「代謝の低下」は代謝適応と呼ばれ、患者さんの意思や努力だけでは解決が難しいことが分かっています。したがってリバウンドを防ぐには医学的介入が必要です。

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