手足の振るえ
振るえを来す代表的疾患として、①本態性振戦、②パーキンソン病、③内科疾患に伴うパーキンソン病が挙げられます。
①本態性振戦
お茶をコップに注ぐとき、文字を書くときなど、何かをしようとしたときに出現します。日常生活に支障がある場合は内服治療となります。
②パーキンソン病
本態性振戦よりも高齢の方に多く、じっとしている時に手足が振るえます。体の動かしづらさ、歩きづらいなどの他の症状も出てきます。早期の治療介入が大切です。
③内科疾患に伴う振るえ
甲状腺疾患や肝臓疾患など、内科疾患に伴い振るえが出現することがあり、元となっている疾患の治療が必要になります。