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  • 糖尿病とこころ|診断後の不安・落ち込みとの向き合い方と6つの対処法|今治市 かとう内科

糖尿病治療中のこころの問題にどう対応するべきか?

糖尿病診断後のこころの揺れと、気持ちが落ち込んだときの向き合い方

糖尿病 こころのケア 気持ちとの付き合い方 かとう内科|今治市

糖尿病と診断されたとき、また治療を続けるなかで、気持ちが揺れたり落ち込んだりするのは、とても自然なことです。「こころ」と「血糖」は深くつながっていて、ストレスや落ち込みは血糖にも影響します。だからこそ、こころのケアも治療の大切な一部です。一人で抱え込まずに向き合うためのヒントをまとめました。

💗こころの揺れは、自然な反応です

糖尿病と診断されたとき、「まさか自分が」という驚きや、「食べすぎた自分が悪い」と自分を責める気持ちなど、さまざまな心の反応が起こります。診断時に強いストレスや不安を感じる方は少なくないと報告されています。

💚 自分を責めすぎないでください

同じように暮らしていても、糖尿病になる人とならない人がいます。発症には、遺伝的な体質、子どものころの栄養状態、職場や家庭の環境、ストレスなど、自分の意志ではどうにもならない要因が大きくかかわっています。ですから、過剰に自分を責める必要はありません。

とくに自覚症状のないまま診断されると、「何かの間違いでは」と否定したくなることもあります。これは心理学で「否認(ひにん)」と呼ばれ、受け止めきれない不安から自分のこころを守ろうとする、自然な働きです。将来への不安、家族や仕事への心配、「なぜ自分だけが」という思い、生活の制限へのつらさ。反応は人によってさまざまで、ときに気持ちが強く沈むこともあります。

治療では、こころの安定が大きな支えになります。時間とともに「うまく付き合っていけば大丈夫」と気持ちを整理できる方も多くいます。まずは、担当医や、あなたを支えてくれる人、ご家族に、気持ちを少しずつ話してみてください。病気を正しく理解し、できることを一つずつ身につけていくことで、前向きに取り組めるようになります。

🌧気持ちが落ち込むのは、よくあること

糖尿病は長く付き合っていく病気で、生活にある程度の工夫も必要になります。「治療を続けるのがつらい」と感じる時期があっても、決しておかしなことではありません。家庭・職場・学校での人間関係など、日常のストレスも重なります。

ストレスが続くと血糖が上がりやすくなることが知られています。また、糖尿病のある方は、ない方に比べてうつ状態になりやすい(およそ2倍という報告もあります)とされています。だからこそ、こころの不調を「気のせい」とがまんせず、早めに対処することが大切です。

🌱気持ちが落ち込んだときの6つの対処法

気分が落ち込んだときに大切なのは、一人で抱え込まず、上手に対処することです。次の6つを、できそうなものから試してみてください。

  • 1一人で抱え込まない。家族や友人、信頼できる人に、気持ちを話してみましょう。
  • 2医療スタッフに相談する。担当医・看護師・管理栄養士など、医療チームに気持ちを伝えることも大切です。
  • 3完璧を目指しすぎない。「ちゃんと下げなきゃ」と思い詰めるとかえってつらくなります。できることから一つずつ。
  • 4落ち込む自分を責めない。気分の落ち込みは「こころの疲れのサイン」。心を休ませる時間も大切に。
  • 5気分転換や楽しみを見つける。散歩・音楽・映画など、「ほっとする」「少し楽しい」と感じられることを日常に。
  • 6同じ病気の人と交流する。日本糖尿病協会の「友の会」などで、交流や情報交換ができます。

💗 つらさが続くときは、早めに相談を

気分の落ち込みが長く続く、何も楽しめない、眠れない・食べられないといった状態が続くときは、がまんせず担当医に相談してください。こころの不調は、意志の弱さではなく「疲れのサイン」です。必要に応じて、こころの専門家への相談やサポートにつなぐこともできます。相談することは、前に進むための大切な一歩です。

💚 当院でできること

かとう内科(今治市)では、血糖のことだけでなく、治療を続けるなかでの気持ちのことも大切にしています。「治療がつらい」「不安が続く」と感じるときは、遠慮なくお話しください。状況に応じて、こころの専門の医療機関と連携してサポートします。一人で抱え込まず、一緒に取り組んでいきましょう。

❓よくあるご質問

糖尿病だと気持ちが落ち込みやすいのですか?

糖尿病のある方は、ない方に比べてうつ状態になりやすいと報告されています。一生付き合う病気であることや、生活の工夫が必要なことが負担になりやすいためと考えられます。落ち込みは「気のせい」ではなく心の疲れのサインですので、がまんせず早めに相談してください。

ストレスで血糖は上がりますか?

上がることがあります。ストレスがかかると血糖を上げるホルモンが増え、インスリンが効きにくくなるためです。また、ストレスで生活リズムや食事が乱れることも血糖に影響します。こころと血糖は影響し合うので、気持ちのケアも治療の一部と考えましょう。

気持ちのつらさは、どこに相談すればいいですか?

まずは担当医や、看護師・管理栄養士などの医療チームに伝えてみてください。状況によっては、こころの専門家(心療内科・精神科など)への相談につなぐこともできます。同じ病気の方と交流できる日本糖尿病協会の「友の会」なども、支えになることがあります。

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監修:加藤 丈陽(かとう内科 院長)
日本内科学会 総合内科専門医(029447)/日本神経学会 神経内科専門医(第5474号)・神経内科指導医(第3843号)/日本認知症学会 認知症専門医・指導医/日本老年医学会 老年病専門医
かとう内科 〒794-0821 愛媛県今治市立花町1-10-5 TEL 0898-23-2310(1986年開業・19床)

※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。こころの不調が続くときは、担当医や専門の医療機関にご相談ください。
参考:日本糖尿病学会 糖尿病治療ガイド/日本糖尿病協会(2026年時点)

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