糖尿病の合併症

放置すると静かに進む「血管の病気」

糖尿病は初期には自覚症状がほとんどありません。
しかし血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つき、全身の臓器に障害が起こります。

👉 気づかないうちに進行し、失明・腎不全・心筋梗塞・脳梗塞などにつながることがあります。


■ 糖尿病の合併症は「血管の病気」です

血管は、全身に酸素や栄養を届ける重要な通路です。

高血糖が続くことで

・血管が傷つく
・血流が悪くなる
・臓器にダメージが蓄積する
・数年~数十年かけてゆっくり進行
・症状が出たときには進行していることが多い

■ 合併症は2つに分かれます

① 細小血管症(細い血管の障害)

糖尿病に特徴的な合併症です。

・神経障害(しびれ・痛み)
・網膜症(視力低下・失明)
・腎症(腎不全・透析)

👉 「し・め・じ」で覚えます
(しんけい・め・じんぞう)


② 大血管症(大きな血管の障害)

動脈硬化が進み、命に関わる病気につながります。

・心筋梗塞
・脳梗塞
・足の血流障害(壊疽・切断)

👉 「え・の・き」で覚えます
(えそ・のうこうそく・虚血性心疾患)


■ 見落とされがちな影響

糖尿病では、以下のリスクも高くなります。

・認知症
・脳梗塞の再発
・心不全
・感染症の重症化

👉 「血管+神経」のダメージは全身に及びます


■ 合併症を防ぐために大切なこと

以下をバランスよく行うことが重要です。

・血糖を適切にコントロールする
・治療を中断しない
・血圧・コレステロールを整える
・禁煙
・体重管理

👉 どれか一つではなく「すべて」が重要です


■ 早期発見が重要です

合併症は、早期に発見することで進行を抑えられる可能性があります。

そのために血液検査・尿検査・眼科検査・心血管リスク評価を定期的に行います。


■ 合併症が見つかった場合

状態に応じて専門医と連携して治療を行います。

・網膜症 → 眼科
・腎症 → 腎臓内科
・脳・神経 → 脳神経内科
・心疾患 → 循環器内科

早期対応が進行抑制につながります


■ 今治で糖尿病管理をご検討の方へ

糖尿病は「薬だけ」で管理する病気ではありません。

・検査
・生活習慣
・継続フォロー
これらを組み合わせた管理が重要です。

当院では

・血糖コントロール
・合併症の評価
・生活習慣のサポート

を通じて、長期的な健康維持をサポートしています。


■ まとめ

糖尿病の合併症は自覚症状がないまま進行します。
早期発見と継続治療により予防・進行抑制が可能です。

 


■ 関連ページ


・糖尿病とは(病気の基本を解説)
・糖尿病の治療
・糖尿病の検査
・肥満外来について

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