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2025年9月から変わる「65歳以上の肺炎球菌ワクチン」最新接種ガイドライン

接種ルートは「PPSV23を過去に打ったかどうか」で完全に分かれます

2025年9月から、65歳以上の肺炎球菌ワクチンの制度が大きく変わります。
日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会が合同で示した最新の推奨に基づき、
より分かりやすく、より効果的な接種ルート が整理されました。

今回の記事では、厚生労働省・専門家委員会が示した「接種の流れの図」をもとに、
結局どう変わるのか?何を打てばいいのか? を、できるだけシンプルにまとめました。


新しいガイドラインでは、まず最初に
“過去にニューモバックス®NP(PPSV23)を接種したことがあるかどうか”
で進むルートが決まります。


● ① PPSV23をまだ打ったことがない方(=初めての65歳)

定期接種(公費)の対象になります

2025年9月以降、初めての接種ではPCV20(プレベナー20®)またはPCV21(キャップバックス® ※新しいワクチン)のどちらかを選びます。どちらも1回接種で完結 成人の肺炎球菌感染を広くカバーするのが特徴です。必要に応じて、**1年以上あけてPPSV23を追加(任意)**することもできます。


● ② PPSV23を過去に接種したことがある方

今後は任意接種(自費)扱いになります

この場合、①PCV20 ②PCV21 ③PCV15 の中から選びます。

前回のPPSV23から 1年以上あければ接種可能 です。


● 今後の標準は「PCV20・PCV21の単独接種」

専門家合同委員会は、成人にはPCV20またはPCV21の単独接種が基本になる と示しています。これまで一般的だった「PCV13(またはPCV15)+PPSV23の2回法」は、今後は中心的な方法ではなくなります。特に PCV21(キャップバックス®) は成人で多い血清型をさらに幅広くカバーする最新設計のワクチンとして注目されています。

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